こおりやまから社会起業のネクストステージへ― KORIYAMA IMPACT STARTUP NEXT1期、始動!

こおりやまから社会起業のネクストステージへ― KORIYAMA IMPACT STARTUP NEXT1期、始動!

2025年9月、郡山市から新たな挑戦がスタートしました。

地域の課題を自らの事業で解決しようと立ち上がった7組の起業家たちが集い、「KORIYAMA IMPACT STARTUP NEXT」第1期のプログラムが幕を開けました。

キックオフ ― 「なぜ自分が挑むのか」を語る

9月21日(日)実施のキックオフイベントでは、採択者それぞれが自身の原体験や課題意識を語り、「なぜ自分がこの社会課題に挑むのか(WHY ME)」を発表しました。

高齢者雇用や介護離職防止、子育て中の母親支援、保育、若者の担い手不足…。一人ひとりの言葉には、現場で感じてきた切実な思いや「自分がやらなければ」という覚悟が込められていました。

日々の取り組みと成長

プログラムが始まってからは、それぞれの課題に向き合いながら、事業の輪郭を少しずつ磨き上げています。
「解決したい社会課題は何か」「本当にその解決策でいいのか」を自問自答しながら、仲間や運営とともに前進しています。

ブラッシュアップ会 ― メンターからの問いかけ

そして先日行われた「ブラッシュアップ会」では、採択者たちが自分の考えているソリューションを発表し、メンターからのフィードバックを受けました。

「その課題は本当に本人が解決したいものなのか?」
「対象が広すぎないか?」
「解決策を誰のために届けるのか?」

厳しくも温かい問いかけに、参加者たちは事業の核心を突きつけられました。中には「一度コンセプトをゼロから見直す」と決意した人もいました。


挑戦はここから

キックオフからブラッシュアップ会までの2週間という短い期間でも、起業家たちの言葉や表情には変化が見えてきています。迷いながらも、自分の想いと社会課題に真正面から向き合い、形にしようとする熱い姿勢に包まれていました。

これから半年間、郡山の地から「社会課題を解決するビジネス」が生まれる過程が始まります。仲間と共に支え合いながら挑戦を続ける彼らの姿に、ますます注目が集まります。